2021年夏、突如として二人のYouTubeチャンネルで公表された離婚報告は、メディア関係者のみならず日本中を絶句させた。「子育てがひと段落したため」というシンプルかつ明快な理由は、一見するとあっけないものに思えたかもしれない。だが、その裏には数年間にわたる綿密な準備と、互いのキャリアを尊重し合うプロ意識が存在していた。
長年、石橋が代表取締役を務める個人事務所「有限会社アライバル」に所属していた鈴木は、離婚成立とほぼ同時に同社を退社。自力での再スタートを切った。かつて彼女が若手時代に所属し、手厚いプロデュースを受けていた老舗芸能事務所「株式会社パパドゥ」での経験や人脈が、自立への確固たる自信となっていたことは疑いようもない。縛り合わない関係へとシフトしたことで、二人はそれぞれの才能を純粋に発揮できる環境を再構築したのだ。