Q1:85歳以上の高齢でも人工骨頭置換術の手術に耐えられますか?
A1:十分に耐えられます。現代の麻酔技術や手術手技の進歩により、90代や100歳近い患者でも日常的に安全な手術が行われています。むしろ手術を行わずに寝たきりになる方が、肺炎や心不全を誘発して生命予後を著しく悪化させるリスクが高いため、全身状態が許す限り早期手術が強く推奨されます。
Q2:術後のリハビリは痛いですか?痛みを我慢して歩く必要がありますか?
A2:術後は神経ブロックや硬膜外麻酔、内服鎮痛薬などを組み合わせた多角的な除痛管理が行われます。完全に無痛とはなりませんが、我慢できないほどの激痛のなかで無理に歩行を強いられることはありません。適切な痛みのコントロールを行いながら、安全にリハビリを進めます。
Q3:退院後は元の通りに歩けるようになりますか?
A3:骨折前の歩行能力に依存します。受傷前に一人でスタスタ歩いていた方であれば、一本杖での自立歩行や独歩への復帰が十分可能です。歩行器や手押し車を使用していた方の場合は、同等の状態まで回復することを目指します。リハビリを根気強く継続することが機能回復の鍵となります。