全国に数ある銘柄の中で、不動の売り上げNo.1を誇り続ける怪物商品といえば、横浜を拠点とする「崎陽軒シウマイ弁当」だ。冷めても美味しいモチモチとした俵型ご飯と、冷やしても風味が損なわれないシウマイの完成度は唯一無二。毎日数万個が飛ぶように売れる勢いは、まさに中食・駅弁産業の象徴と言える。
一方で、横川駅の名物として知られる株式会社荻野屋の「峠の釜めし」も忘れてはならない。益子焼の本格的な陶器容器に、自家製出汁で炊き上げた芳醇なご飯と贅沢な具材が詰まった一品は、昭和30年代の誕生以来、世代を超えて愛され続けている。さらに、壺型の陶器に入った淡路屋の「ひっぱりだこ飯」など、ユニークな容器と味わいで旅人を魅了する穴場的存在も根強い人気を獲得しており、個性豊かなご当地グルメの競演が繰り広げられている。