彼女の足跡を語るうえで避けて通れないのが、長年彼女を苦しめてきた難病「脳脊髄液減少症」との戦いだ。激しい頭痛やめまい、倦怠感に襲われ、一時は歩行すら困難になるほどの過酷な状況におかれながらも、彼女は決して表舞台から逃げ出さなかった。適切な治療とリハビリを重ね、着実な歩みで体調を回復させてきた復帰へのプロセスは、まさに執念そのものだ。
現在、彼女の体調は着実に安定に向かっており、体幹を鍛えるトレーニングや体調管理を徹底しながら、仕事のペースを自身でコントロールするスタイルを確立。病と向き合い、自らの肉体の声に耳を傾けながら復帰を果たした現在の活動ペースは、かつての多忙を極めた時代とは一線を画す、洗練されたしなやかさを漂わせている。