毎朝8時から本殿前で頒布される「縁結び玉」。境内の小石を巫女が一つひとつ丁寧に拾い集め、麻の網に包んでお祓いをしたこの特別な授与品は、1日わずか20体限定という極めて希少な存在だ。手に入れるためには、整理券の配布開始を見据えた早朝の到着が欠かせない。
休日は午前6時台に整理券の予定配布数が終了することすら珍しくない。狙い目は平日の早朝だ。始発電車を活用し、午前6時半前後に現地へ滑り込むルートが最も確実と言える。境内に併設された駐車スペースは開門直後から埋まるため、本川越駅周辺のコインパーキングに車を停め、徒歩またはバスでアプローチするのが混雑をすり抜ける最大のコツだ。
日中の大混雑を避けたいなら、夕暮れ時の参拝も見逃せない。授与所の受付終了間際、夕陽が朱塗りの大鳥居を染める時間帯は観光客の波が一気に引き、境内の澄んだ空気を独り占めできる。