つじ半の品書きは、極めて研ぎ澄まされた構成となっています。メインを飾るのは看板料理である「ぜいたく丼」のみ。グレードは「梅」「竹」「松」「特上」の4段階に分かれており、それぞれ盛り込まれる具材と満足度の設計が綿密に差別化されています。
基礎となる「梅」の時点で、まぐろ、中落ち、いくら、ツブ貝、ミル貝、ホッキ貝、ボタンエビ、きゅうり、数の子といった9種類前後の厳選素材が丁寧に叩き合わされ、美しい円錐状の海鮮マウンテンを形成しています。貝類のコリコリとした小気味よい食感と、濃厚なまぐろの旨味、弾けるいくらの塩味が一口ごとに完璧な調和を生み出します。
「竹」になると繊細な甘みを放つずわい蟹のほぐし身が山を覆い、「松」ではさらに上質な生雲丹が惜しみなく添えられます。さらに最上位の「特上」は、雲丹といくらが溢れんばかりに盛られた圧巻のヴィジュアルを誇り、価格以上の満足感を与えてくれます。