Tỉ Giá Yen急変の真相|円・ドン為替推移と送金の行方を徹底解剖

Tỉ Giá Yen急変の真相|円・ドン為替推移と送金の行方を徹底解剖

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出入国在留管理庁の統計によると、在日ベトナム人の総人口は50万人を超え、製造業、建設業、IT、介護など日本の産業基盤を支える中核となっています。しかし、為替レートの変動は彼らの労働動機と生活実態に深刻な影を落としています。

首都圏の食品加工工場で働く技能実習生の男性(20代)は、取材に対して次のように胸中を吐露しました。

「来日した2022年当初は、残業代を含めて手取り17万円を稼ぎ、毎月10万円を実家に送金すれば2,000万ドン以上になりました。これで実家の借金返済と妹の学費を賄えました。しかしレートが160ドン台まで落ち込んだ時期は、同じ10万円を送っても1,600万ドンにしかならない。母からは『物価が上がっているのに、なぜ仕送り額が減ったのか』と泣きつかれ、精神的に追い詰められました」

SNSや在日ベトナム人向けコミュニティグループ上では、日々の「tỉ giá yen」のスクショが投稿されるたびに、「今は円を売るな、キープしろ」「生活費を限界まで削ってドン高のタイミングを待つしかない」といった悲痛な議論が交わされています。

さらに現場の労働環境にも地殻変動が起きています。為替差損による実質手取りの減少を受け、ベトナム人労働者の間では、円安の日本を回避して台湾、韓国、オーストラリア、中東諸国へ渡航先をシフトする動きが顕著です。技能実習・特定技能受入れ企業の担当者からも、「募集をかけても以前のような優秀な人材が集まりにくくなっている」という悲鳴が上がっています。

田中 結衣
著者

田中 結衣

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。