おわかりいただけただろうか」素材の元ネタは?無料音源の入手先を徹底解説

おわかりいただけただろうか」素材の元ネタは?無料音源の入手先を徹底解説

おわかりいただけただろうか」素材の元ネタは?無料音源の入手先を徹底解説についての真相をご紹介します。

ネットミームとして広く浸透したこのフレーズの元ネタの真相は、1999年にスタートしたオリジナルビデオシリーズ『ほんとにあった!呪いのビデオ』(通称「ほん呪」)にあります。一般投稿された心霊映像を検証・紹介する同シリーズにおいて、パート3から構成・演出を手がけ、自らナレーションを担当したのが映画監督の中村義洋氏でした。

後に『アヒルと鴨のコインロッカー』や『ゴールデンスランバー』、本格ホラー『残穢 -住んじゃダメな部屋-』でメガホンを取ることになる名匠が、なぜあの語り口を編み出したのか。当時の制作裏話や映像関係者の証言によると、現場では徹底して「過度なおどろおどろしさを排除する」という演出方針が採られていました。

テレビ番組の仰々しいナレーションとは対照的に、中村氏の語りは極めて平熱で、どこか事務的ですらあります。不気味な映像が流れる中、抑揚を削ぎ落とした低音ボイスで「おわかりいただけただろうか……」「もう一度、ご覧いただこう……」と淡々と告げる。この「日常的なリアリティ」と「非日常の怪異」のコントラストこそが、観る者の脳裏に強烈な違和感を植え付け、平成から令和へと語り継がれるホラー演出の原点となりました。

渡辺 美咲
著者

渡辺 美咲

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。