関西圏のみならず全国区の情報番組で白穂あんドーナツテレビ紹介が相次いだことを契機に、その名は一気に全国区へと拡大しました。放送直後から東大阪の店舗前には長蛇の列が形成され、SNS上でも連日トレンド入りを果たすなど、その人気は一過性のブームにとどまらず確固たるブランドを確立しています。
これほどまでに人々を惹きつける白穂あんドーナツ人気の理由は、和菓子専門店の矜持ともいえる「餡(あん)の圧倒的な完成度」にあります。白穂は最高峰の技術を要する伝統工芸菓「はさみ菊」をはじめ、年間150種以上の上生菓子を手掛ける実力派の和菓子店です。餡の仕込み工程では、北海道産小豆の風味を最大限に引き出すため、小豆の渋抜きから練り上げ温度、糖度の調整に至るまで一切の妥協を排しています。
一般のベーカリーや量販店で見られるあんドーナツは、生地のボリュームに対して餡が控えめであったり、油の重たさが際立ったりしがちです。しかし和菓子処白穂の仕立ては根本から異なります。薄皮の生地の中にたっぷりと敷き詰められた自家製こし餡(粒あん)は、舌の上でスッと溶けるような極上の滑らかさを誇ります。さらに、揚げ油の温度管理と油切れの技術を徹底することで、油特有のしつこさを完全に排除。朝一番のサウナ帰りや食事の後でもペロリと食べられる軽快な後味を実現しています。