中古自転車販売店で「極上コンディションの掘り出し物」を手に入れるには、市場の季節サイクルを利用する裏ワザが有効です。狙い目はズバリ、「5月の大型連休明け」と「10月中旬〜11月」です。
春の新生活に向けて3月に新品を購入したものの、「思ったより坂道がきつくて乗らなくなった」「電車通勤に切り替えた」という層が、5月の連休前後に走行距離数十キロ程度の新古車を一斉に手放します。この時期に大手リユース店を巡ると、タイヤのヒゲ(スピュー)が残ったままの現行モデルが、新車価格の3〜4割引きで陳列される場面に出くわします。また、秋口は各メーカーが翌年度のニューモデルを発表するため、型落ちを恐れたマニアが良質なスポーツバイクを売却する絶好の仕入れ期となります。
購入時には、中古自転車の保証期間と中古自転車の防犯登録手続きのルールを必ず確認してください。保証に関しては、専門店であっても初期不良保証が「1週間〜1ヶ月」に限定されている場合が多く、激安リサイクル店では「現状渡し・保証なし」が一般的です。購入後すぐに30分程度しっかりと試乗し、変速のズレや異音、ブレーキの鳴きが発生しないかを保証期間内に徹底確認しなければなりません。
防犯登録については、法律で義務付けられているにもかかわらず、手続きを誤ると無登録運行になってしまいます。中古車登録には以下の3点が不可欠です。
- 前所有者の「防犯登録抹消証明書」または「譲渡証明書」
- 販売店が発行した「販売証明書(または領収書・レシート原本)」
- 購入者本人の公的身分証明書(運転免許証・マイナンバーカード等)
正規の販売店であれば店舗そのものが「自転車防犯登録所」の指定を受けているため、購入時にその場で600円〜700円程度(自治体により異なる)を支払えば即日登録が完了します。この手続きを「自分でどこかの自転車屋に行って登録してほしい」と丸投げしてくる店は、書類の不備を抱えているリスクがあるため警戒が必要です。