電子レンジの機種や銀杏の粒の大きさ(大粒の藤九郎や中粒の久寿など)によって若干の差は生じますが、基本となる電子レンジ600W500Wの加熱秒数の基準を把握しておけば焦げ付きや加熱不足は防げます。
一般的な粒サイズ(10〜12粒)の場合の加熱時間目安は以下の通りです。
・600Wの場合:40秒〜50秒
・500Wの場合:50秒〜1分
加熱中は決してレンジの前から離れないでください。加熱開始から30秒ほど経過すると、封筒の中から「ポンッ」という乾いた破裂音が聞こえ始めます。この破裂音こそが、実がふっくらと蒸し上がったサインです。2〜3回ポンポンと音が鳴った時点で、タイマーの残り時間に関わらず加熱をストップするのが、瑞々しいヒスイ色とモチモチした食感を残す最大の秘訣です。
欲張ってすべての実が弾けるまで加熱を続けると、内部の水分が抜けきってゴムのように硬化し、最悪の場合は茶封筒が黒焦げになって異臭を放ちます。「少し音が控えめかな」と感じる程度で取り出し、封筒を閉じたまま余熱で30秒ほど蒸らすのがプロの仕上げ方です。