年号以上に爆発的なプレミア価格を叩き出すのが、造幣局の製造過程で偶然発生したエラーコインです。現代の厳重な検査体制をすり抜けて市中に出回る確率は極めて低く、マニア垂涎の的となっています。
10円玉で見られる代表的なエラー硬貨には以下の種類があります。
① 陰打ちエラー(裏表同じ模様):
プレスされた硬貨が金型に張り付いたまま次の硬貨をプレスしてしまい、両面に同じ絵柄が(片方は反転した凹み形状で)刻印されたもの。エラー硬貨の中でもトップクラスの希少度を誇り、数十万円〜100万円以上の値が付くこともあります。
② 角度ズレ硬貨:
表(平等院)と裏(「10」の数字)の刻印軸が回転してズレてしまった硬貨。ズレの角度が大きければ大きいほど評価が上がり、45度以上ズレているものは数万円〜十数万円の買取価格が期待できます。
③ ヘゲエラー・刻印ズレ:
素材の金属片の剥がれ(ヘゲ)や、プレス位置が端に寄って縁が欠けてしまったもの。こちらも数千円から数万円で取引される人気のエラーです。