危険な蛾の幼虫と毒の見分け方|家や庭の発生原因から駆除・予防まで

危険な蛾の幼虫と毒の見分け方|家や庭の発生原因から駆除・予防まで

危険な蛾の幼虫と毒の見分け方|家や庭の発生原因から駆除・予防までにまつわる役立つ知識を詳しく紐解きます。

Q1:毛が生えていないツルツルした蛾の幼虫にも毒はありますか?
A1:日本に生息する蛾の幼虫のうち、スズメガの幼虫やシャクトリムシなど毛のないイモムシタイプに毒を持つ種類はいません。見た目が巨大で尾部にトゲ(尾角)を持つスズメガの幼虫なども、突起に毒はなく人体には完全に無害です。強い毒性を持つのはチャドクガ科、ドクガ科、イラガ科などの毛やトゲを持つグループに限定されます。

Q2:死んだ毛虫の死骸や、脱皮した後の抜け殻にも毒は残っていますか?
A2:はい、長期間にわたって毒性が残ります。チャドクガやドクガの毒針毛は物理的な構造体であり、幼虫が死んだり脱皮して抜け殻になった後も、風化しない限り半年〜1年以上毒性を保持し続けます。庭木に残った古い繭や冬場の枝を素手で触って発症するケースが非常に多いため、抜け殻であっても直接触れてはいけません。

Q3:ベランダに干していた洗濯物に蛾の幼虫がついていました。服はどう処理すべきですか?
A3:手で直接払わず、割り箸や粘着テープを使って幼虫を静かに除去してください。万が一有毒毛虫だった場合、毒針毛が付着している可能性があるため、そのまま着用するのは危険です。毒成分は熱に弱いタンパク質で構成されているため、50℃以上の熱湯に10分以上浸すか、乾燥機にかける、あるいは当て布をして高温のスチームアイロンを隅々までかけることで無毒化できます。

山本 拓海
著者

山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。