実際にT33型を所有するオーナーコミュニティや大手自動車レビューサイトでのエクストレイル T33の評判を精査すると、不満点と絶賛点が極めてクリアに二極化していることが分かります。
まず、走行性能に関しては驚異的な満足度を誇ります。特に4WDモデルに搭載される「e-4ORCE」は、前後の駆動力を1万分の1秒単位で制御するため、減速時の前沈み(ノーズダイブ)やカーブでの車体の傾きが劇的に抑えられます。オーナーの口コミでも「同乗者の車酔いが激減した」「雪道や土砂降りでの安心感が異次元」といった声が相次いでいます。
運転支援技術である新型エクストレイルのプロパイロットの口コミについても、高速道路上での加減速の滑らかさやレーンキープ性能は高く評価されています。ただし、上位車種に搭載される「ハンズオフ機能(プロパイロット2.0)」ではなく、ステアリングを握り続ける必要がある「プロパイロット(ナビリンク機能付き)」にとどまっている点について、「500万円クラスの車なのだからハンズオフが欲しかった」と物足りなさを指摘する声も少なくありません。
また、一時期深刻化していた新型エクストレイルの納期遅れの理由は、半導体不足や世界的なサプライチェーンの混乱、さらにe-4ORCE用モーターの生産能力制限が重なったことによるものでした。一時は受注停止措置が取られたことで「買いたくても買えない」「納車まで1年以上待たされる」という不満が噴出しましたが、2026年現在は生産体制が完全に正常化し、標準的な納期(約2〜3ヶ月)で納車されるようになっています。