Q1:大人になってから自費で成長ホルモン注射を打てば身長は伸びますか?
A1:骨端線が完全に閉鎖した成人では、成長ホルモンを投与しても骨が縦に伸びることは医学的にありません。大人向けの投与は疲労回復や代謝改善を目的とした自費診療にとどまり、身長伸長目的での投与は適応外となります。
Q2:小児慢性特定疾病の助成を受けるための具体的な基準は?
A2:身長が同年齢の標準値から-2.5SD以下(または-2.0SD以下で成長速度低下)であり、インスリン負荷試験などのホルモン分泌刺激試験で血中成長ホルモン濃度のピーク値が基準以下であることが要件となります。
Q3:治療を始めたらどのくらいのペースで通院が必要ですか?
A3:治療開始当初は副作用の有無や用量調整を確認するため月1回の通院が一般的です。状態が安定した後は、1〜2ヶ月に1回のペースで定期検査(血液検査・尿検査・骨年齢レントゲン)を行いながら薬剤の処方を受けます。
Q4:市販の「身長サプリメント」と医療機関の成長ホルモン注射は何が違いますか?
A4:成長ホルモンはタンパク質であるため、経口摂取(飲むサプリメント)しても胃でアミノ酸に分解され、ホルモンとしての効果は失われます。直接血中に届けて骨端線に作用させることができるのは、医療機関で処方される注射薬のみです。