ドラッグストア等で手に入る市販の泡カラーや乳液タイプのピンクベージュを使ってセルフで染める行為には、プロの視点から見て極めて高いリスクが潜んでいます。
市販のカラー剤は、どんな剛毛や黒髪でも染まるようにアルカリ濃度と過酸化水素濃度が高めに設定されています。そのため、以下のような重大な失敗トラブルが後を絶ちません。
- 根本と毛先の明度ムラ:体温が高い頭皮付近だけが赤く光り、毛先がくすんでしまう「逆グラデーション」現象。
- 過度なキューティクル損傷:毛先のパサつきや枝毛が急増し、次のサロンカラーで色ムラが発生する原因に。
- 次回の施術制限:市販カラーに含まれる強い残留色素が邪魔をして、次回以降サロンで明るくしたり寒色系にチェンジしたりすることが困難になる。
サロン施術が失敗しない理由は、スタイリストが「根元・中間・毛先のダメージ履歴と残留色素」を見極め、薬剤の強さとピンク対ベージュの配合比率をミリ単位で塗り分けているからです。美しい仕上がりと髪の健康を維持するためには、プロによる調合が不可欠です。