なら100年会館の中核をなす大ホールは、プロセニアム形式で最大1,476席(1階席・2階席)のキャパシティを有しています。大規模アリーナと比べてステージと客席の距離が非常に近く、臨場感あふれるパフォーマンスを体感できる点が最大の魅力です。
1階席は適度な段差が設けられたスロープおよび階段状の配置となっており、前列(1列〜10列付近)は演者の表情や息遣いまで肉眼で鮮明に捉えられます。中段以降(15列目以降)でも前列の頭が被りにくい傾斜設計が施されており、ステージ全体を見渡す視野の広さが確保されています。
一方、遠征ファンから質問が集中するのが2階席の見え方です。2階席はバルコニー状に前方にせり出しているため、構造上の距離感としては他会場よりも近く感じられます。ただし、安全確保のための防護手すりが視界下部に重なる位置関係にあり、特に2階最前列付近に着席した場合、ステージ前方の足元が見えづらくなるケースがあります。背もたれから背中を離して前かがみになる姿勢は後列の視界を遮るためマナー違反となりますが、中・後列席なら自然な視線でステージ全体を立体的に楽しめます。表情までしっかり追いたい場合は、8〜10倍程度の防振双眼鏡を持参するのがベストです。