眼鏡選びにおいて、ネット上で広く信じられている俗説の中には、専門的な視点から見ると注意すべき盲点が潜んでいます。
誤解1:「1.74の最薄型非球面レンズを選べば強度近視でも安心」という思い込み
JINSで追加料金0円の恩恵を受け、屈折率1.74のレンズを選んだとしても、それだけで「目が小さく見えない」「レンズの端が厚くならない」という問題が完全に解決するわけではありません。レンズの厚みは屈折率だけでなく、フレームの横幅(レンズサイズ)と瞳孔間距離(PD)のバランスに大きく左右されます。
大きなサイズのファッショナブルなフレームを選んでしまうと、いくら1.74のレンズであっても外側のコバ(厚み)が露出し、渦を巻いたような歪みが強調されてしまいます。強度近視の方がJINSでフレームを選ぶ際は、レンズ径が小さめのラウンド型やボストン型を選ぶのが鉄則です。
誤解2:「ブルーライトカットレンズ比較」におけるカット率の数字競争
リモートワークの定着以降、関心が高まり続けているブルーライトカット機能ですが、「カット率が高いほど良い」と盲信するのは危険です。カット率50%前後のレンズは、液晶画面のギラつきを大幅に軽減する反面、レンズ特有の黄色みが強くなり、光の反射による青いチラつきが他者から目立ちやすくなります。
対面会議や自然な見た目を重視する場合、Zoffが提供するクリアレンズタイプやJINS SCREENの低カット率(約25%〜33%相当)モデルの方が、視覚的な違和感を抑えられます。使用環境(夜間の集中作業か、日中のオフィスワークか)に応じた使い分けが不可欠です。