布団に入る直前の数分間で行うコンディショニングは、夜間の発作発生率を大きく下げる防波堤になります。
まずは「第二の心臓」と呼ばれるふくらはぎのマッサージです。両手でアキレス腱のあたりを包み込み、膝裏のリンパ節(委中と呼ばれるツボ周辺)に向かって、下から上へと手のひら全体で擦り上げます。凝り固まったヒラメ筋や腓腹筋を優しくほぐすことで、下肢に溜まった血液を心臓へと送り返し、うっ血を防ぎます。
続いて取り入れたいのが、シンプルなアキレス腱伸ばしストレッチです。壁に両手をつき、片脚を後ろへ大きく引いて踵を床に密着させます。ふくらはぎから足首の後ろ側が心地よく伸びているのを感じながら、反動をつけずに20〜30秒キープします。就寝前のストレッチは激しく行わず、リラックスできる強度に留めるのが快眠への鉄則です。