写真2L判の正確なサイズは何ミリ?L判比較と失敗防ぐ印刷術を解剖

写真2L判の正確なサイズは何ミリ?L判比較と失敗防ぐ印刷術を解剖

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写真の引き伸ばしやプリント現場で最も多い相談が、「左右(または上下)が見切れてしまった」「集合写真の両端にいた人物の顔が半分切れている」というトリミングトラブルです。この原因は、撮影機材のセンサー比率と2L判用紙の縦横比の不一致にあります。

一般的なiPhoneなどのスマートフォン写真のアスペクト比は4:3(1:1.333)です。これを2L判(約1:1.402)の縦横比に当てはめて用紙いっぱいに「フチなし印刷」を行うと、長辺を基準に合わせた場合、短辺側の上下が自動的にトリミングされ、画角の約5%が画面外へ消失します。

さらに深刻なのが一眼レフやミラーレス一眼で撮影した写真です。一眼カメラの標準である3:2(1:1.500)の比率で撮影したデータを2L判で印刷すると、今度は長辺側の左右が大きく削られます。修学旅行や同窓会、結婚式の集合写真などで、両端に配置された参加者の肩や顔、あるいは写真下部に配置された「日付・イベント名」のテキストが裁断位置に重なり、消失してしまう事故の正体がこれです。

これを防ぐためには、プリント注文時のプレビュー画面で「フチあり印刷」を選択して余白を残すか、あらかじめ画像編集アプリで周囲に5〜7%程度のセーフティマージン(余白)を確保した状態でデータを作成する運用が欠かせません。

渡辺 美咲
著者

渡辺 美咲

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。