大手クチコミサイトやSNS、知恵袋などの投稿を分析すると、足裏のトラブルに悩む生活者のリアルな葛藤が浮かび上がってきます。多くのユーザーが最初に手を伸ばすのが市販のケア家電ですが、実際の現場評価は一様ではありません。
ネット上で大きな話題を集める足裏マッサージ器の評判を精査すると、「購入後1週間は気持ち良くて毎日使っていたが、もみ玉が強すぎて翌日にかかとが腫れて歩けなくなった」という声や、「デスク下に置いて使っているが、土踏まずにうまく当たらず物足りない」といった意見が目立ちます。一方で、空気圧で包み込むエアバッグ式や温熱機能を備えた最新モデルでは、「むくみが取れて翌朝の足の軽さが劇的に変わった」と絶賛するレビューも多く、機器のメカニズムと自身の症状のミスマッチが不満の元凶になっている実態が見て取れます。
都内の老舗フットケアサロン店長は、来店者の傾向についてこう証言します。
「ここ数年で急増しているのは、テレワークが定着してフローリングの上を裸足や薄いスリッパで終日過ごした結果、かかとを痛める方です。床の硬さが直接足底腱膜に打ち込まれるため、1日の歩数が3,000歩未満であっても重度のアーチ低下を引き起こしています」
自覚症状のないまま足底のクッションをすり減らし、ある日突然、足を着けないほどの痛みに見舞われるケースが現場では頻繁に目撃されています。