「導入美容液は朝と夜で使い分けるべきか」という疑問も頻繁に寄せられます。基本的には朝晩ともに同じアイテムを使って問題ありませんが、朝と夜では肌が直面する環境が根本的に異なるため、重ね方の力点を変えることが賢明です。
朝のスキンケア手順:メイク崩れを防ぎ、日中乾燥をブロックする
朝の肌に求められるのは「長時間のうるおい維持」と「皮脂崩れの防止」の両立です。
手順は「洗顔 ➜ 導入美容液(少量・薄め) ➜ 化粧水 ➜ さっぱり系乳液 ➜ 日焼け止め」となります。朝に重たいオイルイン導入美容液を過剰につけると、ベースメイクのファンデーションに含まれる油分と混ざり合い、Tゾーンのヨレや毛穴落ちを誘発します。朝は水分ベースのジェル状ブースターやリポソーム型を選び、使用量も夜の約7〜8割程度に留めてしっかりハンドプレスで密着させることがポイントです。
夜のスキンケア手順:ターンオーバーを促し、ダメージを集中補修する
紫外線や外気汚染にさらされた夜の肌は、バリア機能が低下し水分が蒸散しやすい状態にあります。
手順は「クレンジング・洗顔 ➜ 導入美容液(規定量またはやや多め) ➜ シートマスクまたは化粧水重ねづけ ➜ 集中美容液(レチノール等) ➜ 乳液 ➜ ナイトクリーム」という完全防備の布陣を敷きます。夜は導入美容液を贅沢に使い、日中に固まった角質を徹底的にゆるめておくことで、夜間修復を司るレチノールやペプチドなどの機能性成分の受け入れ態勢を整えることができます。