膀胱瘻とは?尿道留置との違いや交換頻度・お風呂の管理法まで徹底解説

膀胱瘻とは?尿道留置との違いや交換頻度・お風呂の管理法まで徹底解説

膀胱瘻とは?尿道留置との違いや交換頻度・お風呂の管理法まで徹底解説とはどんな影響があるのか? 主要なファクトを丁寧に紐解いて紹介します。

膀胱瘻を安全に長期管理するためには、日々の看護ケアと定期的なメンテナンスが重要です。

カテーテルの交換頻度は、素材によって異なりますがおおむね2週間から4週間に1回(月1回程度)が標準的です。交換は医師や訪問看護師などの医療従事者が行います。長期間放置すると管の内部に尿路結石の成分が付着して詰まりの原因になるため、決められたスケジュールを遵守することが不可欠です。

患者や家族が最も戸惑いやすいのが「入浴・お風呂の手順」です。膀胱瘻を造設して瘻孔が安定(術後約2〜3週間以降)すれば、湯船に浸かる全身入浴が可能です。

【入浴時のステップ】:

  1. 入浴前の確認:接続部が緩んでいないか、カテーテルが引っ張られていないか確認します。
  2. 瘻孔部の洗浄:特別な消毒液は不要です。石鹸をしっかり泡立て、下腹部の瘻孔周囲を素手で優しくなでるように洗い、シャワーで泡をしっかり流します。強くこするのは厳禁です。
  3. 湯船への入浴:蓄尿バッグ(ウロバッグ)は浴槽の外に置くか、短時間の入浴であれば一時的にクランプ(専用器具で管を止める)して小さなキャップに付け替える運用を行う場合もあります(※主治医の指示に従ってください)。
  4. 入浴後のケア:清潔なタオルで押さえるように水分を拭き取り、完全に乾燥させます。発赤やただれがなければガーゼ保護すら不要な場合もありますが、浸出液がある場合は医師の指示に従いガーゼや保護テープを貼ります。
石川 優花
著者

石川 優花

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。