「カモノハシの実物を日本の動物園や水族館で見てみたい」と考える人は多いですが、現在、日本国内でカモノハシを飼育・展示している施設はひとつもありません。
オーストラリア政府は固有の野生動物保護に極めて厳格であり、カモノハシの国外持ち出しを厳格に規制しています。現在、オーストラリア国外で生体を常設展示している施設は、アメリカのサンディエゴ動物園サファリパークなど世界でもごく限られた数カ所しかありません。
カモノハシは水質の変化や環境ストレスに非常に敏感で、生餌を大量に消費するため飼育難易度が極めて高い動物です。現地オーストラリアでも、近年の森林火災や干ばつ、河川開発による生息地の分断化によって個体数の減少が懸念されており、手厚い保護活動が続けられています。