楽曲に込められたディープなメッセージ性を読み解くには、メガデス Holy Wars 歌詞 背景を知る必要があります。1988年、北アイルランドのベルファスト公演でデイヴ・ムステインが観客の対立構造を十分に理解しないまま発言し、暴動寸前の事態に発展した恐怖の実体験が前半『Holy Wars』のモチーフとなりました。メガデス Holy Wars 和訳を参照すると、宗教やイデオロギーの名のもとに繰り返される血みどろの争いへの痛烈な皮肉が描かれていることが分かります。
一方、中盤から展開するHoly Wars The Punishment Due 意味は直訳すると「受けるべき天罰・当然の報い」を指します。こちらはデイヴが当時熱中していたマーベル・コミックのダークヒーロー『パニッシャー(The Punisher)』の世界観からインスパイアされたものです。「宗教戦争」という現実の国際問題と、「コミックの私刑執行人」という架空の復讐劇。この全く異なる2つのテーマを1曲の中で強引かつ見事に結合させたデイヴ・ムステインの作詞センスには脱帽するほかありません。