春風亭小朝の私生活を語るうえで避けて通れないのが、昭和の爆笑王・初代林家三平の次女である泰葉との波乱に満ちた結婚生活です。
1988年、落語界のホープと名門・海老名家のお嬢様による華燭の典は大きな話題を呼びました。結婚後、泰葉は芸能活動を休止して小朝を献身的にサポート。小朝もまた一門の看板として、海老名家との深いパイプを築きながら活動の幅を広げていきました。
しかし、結婚生活20年目を目前にした2007年11月、ふたりは帝国ホテルで前代未聞の「笑顔の離婚記者会見」を開きます。「お互いの生き方を尊重するための前向きな選択」と円満離婚を強調した会見は世間に驚きを与えました。ところがその翌年、事態は急変します。
2008年秋、泰葉がブログ上で小朝を「金髪豚野郎」と激烈に罵倒し、過去のモラハラや暴力を告発する事態へと発展。いわゆる「金髪豚野郎騒動」としてワイドショーを連日ジャックしました。名指しで激しい批判を浴びた小朝でしたが、メディアに対して一切の反論や弁解を行わず、終始無言を貫く姿勢を徹底。この大人の対応が、結果として芸人としての品格を守り、世間からの信頼を回復させる要因となりました。