チューブのキャップを開けた瞬間、ツンとした刺激臭を感じて「体に害はないのか?」と不安を覚えた経験を持つ方も多いはずです。かつて駄菓子屋で売られていた風船ペーストの臭いの正体は、樹脂を液状に保つために使われていた有機溶剤の「酢酸エチル」やアルコール類(エタノール)です。
現在の国内向け製品は、日本玩具協会の定める安全基準(ST基準)に適合しており、人体への重篤な危険性はありません。現在流通している100均商品や国内メーカー品は溶剤の配合が見直され、旧製品よりも臭いが大幅にマイルド化されています。
とはいえ、微量の揮発成分が含まれていることには変わりありません。頭痛や気分の悪化を防ぐためにも、必ず部屋の窓を開けて換気の良い環境で遊ぶことが大切です。また、誤飲の恐れがある乳幼児の手の届かない場所で保管し、膨らませた後の皮膜を口に入れないよう大人が見守ってください。