館内はリニューアルを経てデジタル体験とアクセシビリティが大幅に刷新され、より直感的かつ快適にアニメの世界へ没入できる空間に進化を遂げています。エレベーターで杉並会館の3階へ上がると、アニメの過去・現在・未来をワンフロアで体感できる動線が広がります。
見どころの筆頭は、日本のアニメーションの黎明期から現代のヒット作までを網羅した巨大な歴史年表と貴重資料の展示ゾーンです。モノクロ時代のフィルムからセル画、絵コンテ、制作スタジオの現場を忠実に再現したアニメーターのデスクまで、普段は見ることができない制作の舞台裏が凝縮されています。デスク上には作画用紙やタップ、色鉛筆が無造作に置かれ、現場の息づかいが伝わってくるようなリアルな演出が光ります。
また、最新のデジタル作画コーナーでは、液晶ペンタブレットを使ったパラパラアニメの制作体験が可能です。描いたイラストがその場で画面上を動き出す瞬間は、クリエイティブな好奇心を刺激します。さらに、フロア中央にそびえるシンボルモニュメントのポールには、歴代の人気アニメ監督や著名声優、原作者たちが訪れた際に遺した貴重な直筆サインやイラストがびっしりと書き込まれており、アニメファンにとって見逃せない聖地スポットとなっています。