この熱狂を見逃すまいと、ホスピタリティ業界も素早く動いている。都内の外資系高級ホテルでは、宿泊客の鴨向けにミニチュアのバスローブや専用ベッドを用意したプレミアム宿泊プランが登場し、予約が殺到している。
さらに、カフェでは「鴨用のミニチュアアフタヌーンティーセット」を提供する店舗が現れ、京都の老舗旅館では鴨と一緒に庭園を眺めながら静寂を楽しむプランが好評を博している。モノを消費する時代から、自らの愛着ある存在とともに「体験」を共有する時代へ。鴨は今や、旅行や外食産業の新たな客単価アップを牽引するキープレイヤーとなっている。