彼の真骨頂は、なんと言っても忍術学園体育委員会の委員長としての顔だ。どんな過酷なトレーニングも笑顔で乗り切り、後輩たちを巻き込んで堀を掘り、山を削る。その体力とスタミナは学園随一であり、バレーボールや鉄砲玉を素手で扱い打ち返すような超人的なアクション描写も日常茶飯事である。
だが、真に注目すべきは、そうした豪快さの裏に潜む確かな実力者としての側面だ。忍術学園の六年生、つまりプロの忍者に最も近い位置にいる彼は、作戦時において研ぎ澄まされた洞察力を見せる。後輩の窮地に即座に駆けつける面倒見の良さは、単なる力押しではない頼もしさを物語る。破天荒な言動は、苛烈な忍びの世界で味方の士気を高め、緊張を和らげるための彼なりの美学とも捉えることができる。