横浜中華街に数百とある飲食店の中で、なぜ萬来亭がこれほどまでに熱烈な支持を集め続けているのか。その最大の理由は、隣接する自社製麺所「萬来行」から供給される打ち立ての特製極太麺にあります。中華街の多くの料理店が仕入れ麺を使用する中、自前の製麺技術を持つ萬来亭は、麺の鮮度、弾力、太さのすべてにおいて圧倒的なアドバンテージを誇ります。
数あるメニューの中でも、来店客の9割以上が注文する看板メニューが「上海焼きそば(上海炒麺)」です。うどんを彷彿とさせる極太のストレート麺に、中国のたまり醤油(老抽)をベースにした特製ダレがしっかりと絡み、具材は豚肉と小松菜のみという極めてストイックな構成。過剰な味付けに頼らず、麺そのものの小麦の甘みとモチモチした歯ごたえをダイレクトに堪能できる仕立てが、多くのリピーターを惹きつけて離しません。
さらにランチタイムやディナーを問わず、サイドメニューの充実度も見逃せません。手作りの厚皮に肉汁が凝縮された「水餃子」や、香ばしいタレが食欲をそそる「ネギチャーシュー」、エビのプリプリ感を活かした海鮮料理など、本場上海の家庭料理をルーツに持つ本格派の小皿料理が手頃な価格帯で揃っています。