現代アートからTotoの超節水まで!小便器のデザイン革命を解剖

現代アートからTotoの超節水まで!小便器のデザイン革命を解剖

現代アートからTotoの超節水まで!小便器のデザイン革命を解剖の見逃せないポイントを徹底的にカバーしました。

芸術史の針を巻き戻してみよう。1917年、マルセル・デュシャンが男性用便器に「R. Mutt 1917」と署名し、『泉』(Fountain)と名付けて展覧会に出品した瞬間、西洋美術の概念は崩壊した。物議を醸したこのレディメイド作品は、既製品の文脈を切り替えることで「芸術とは何か」を問い直す現代アートの起点となった。

一見すると滑稽な事件に思えるが、デュシャンの試みは産業製品が持つ曲線の美しさや、工業デザインの機能美を期せずして証明することになった。今や美術館のケースの中に収まる『泉』の遺伝子は、現代のデザイナーたちのインスピレーション源であり続けている。

田中 結衣
著者

田中 結衣

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。