大阪大学の卒業式において、他大学と大きく異なる最大の関門が「午前の全体式典」と「午後の学部別 学位記伝達式」の二段構え構造です。大阪城ホールで一人ひとりに学位記が手渡されるわけではなく、個別の証書授与や各研究室での解散式は、それぞれの所属学部があるキャンパスへ戻って執り行われます。
法学部・経済学部・文学部・理学部・基礎工学部・待兼山を中心とする文系・理系学部は「豊中キャンパス」、工学部・人間科学部・医学部・歯学部・薬学部は「吹田キャンパス」、外国語学部は「箕面キャンパス」へと、大阪市内から北摂エリアへ数千人が一斉大移動を開始します。
大阪城ホールを12時に出発した場合、京橋駅からJRまたは地下鉄を経由し、梅田や北千里、柴原阪大前駅を目指すことになりますが、電車内は阪大生とその保護者で埋め尽くされます。移動時間は乗り換えを含めて約1時間〜1時間半を要するため、途中で優雅にランチを楽しむ余裕はほぼありません。「コンビニでおにぎり等の軽食をあらかじめ調達しておく」「移動動線を事前に乗り換えアプリに登録しておく」といった現実的な準備が、午後の集合遅刻を防ぐ決定打となります。