「見た目の可愛らしさに騙されると大変な目にあう」。そう語る購入者は多い。一見すると子どもの知育玩具と思われがちだが、実際に組み始めてみると、その高い難易度に誰もが驚かされる。
この絶妙な難易度を生み出しているのが、開発を担ったパズルデザイナーの技術だ。外骨格となる部位と内臓パーツが見事に噛み合うように設計されており、正しい順番と角度でしかパーツが収まらない。少しでも位置がズレると、最後の外装パーツがハマらない構造になっているのだ。物理的なバランス感と空間把握能力が試されるため、一度バラバラにすると元に戻すのに数十分から1時間以上苦戦することも珍しくない。この「簡単にはいかない悔しさ」と「完成した瞬間の快感」の落差こそが、大人を病みつきにさせる中毒性の秘密である。