かつて街中でよく見かけた移動販売。しかし今、その「手軽さ」を悪用したトラブルが急増している。スピーカーからは「2本で1,000円」と格安の価格が流れるが、いざ車を止めて竿を頼むと、業者は断りもなく竿を切断したり加工を施したりし始める。
作業が終わった途端に態度は一変。「加工代として1本あたり3万円」「ステンレスの特殊素材だから基本料金が10万円」などと、想定を遥かに超える高額請求を突きつけるのだ。「いらない」と拒絶しても、「すでにカットしたから戻せない」「交通費がかかっている」と大声で威嚇され、恐怖心からお金を支払ってしまう被害者が後を絶たない。
2026年現在、さらに警戒すべきはQRコード決済や電子マネーを用いた即時送金の要求だ。手持ちの現金がないと言っても、「スマホ決済で今すぐ支払える」と逃げ道を塞ぎ、その場で送金させる強引な手口が横行している。