「御用改めである!」新選組が放った決め台詞の真相と池田屋の歴史

「御用改めである!」新選組が放った決め台詞の真相と池田屋の歴史

「御用改めである!」新選組が放った決め台詞の真相と池田屋の歴史の基本情報から最新動向までを一挙に解説しました。

時代劇でよく混同されがちなのが、十手を持った同心や岡っ引きが叫ぶ「御用だ!御用だ!」と、新選組などが発する「御用改めである!」の違いです。この2つのフレーズには、明確な役割と状況の差が存在していました。

「御用だ!」は、主に町奉行所の同心や目明し(岡っ引き)が、逃走する町人の犯罪者や現行犯を追い詰める際に使用する現場制圧・現行犯逮捕の合図です。「公儀の逮捕状が出ているぞ」「お縄を頂戴しろ」という即時拘束の通告であり、町人階層に対する実力行使の掛け声でした。

対する「御用改めである!」は、不審な集会や潜伏先に立ち入る際に行う組織的な臨検・家宅捜索の宣言です。相手が帯刀している武士階級である場合も多く、まずは身分と立ち入りの正当性を明かした上で、抵抗するなら斬り捨てるという法的手続きを踏む性格を強く帯びていました。

渡辺 美咲
著者

渡辺 美咲

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。