青島神社の名は、プロ野球ファンにとっても特別な響きを持つ。毎年2月、読売ジャイアンツ(宮崎春季キャンプ必勝祈願)の監督、コーチ、選手陣が参列し、一列になって参道を歩く光景は春の風物詩として定着している。V9時代から半世紀以上にわたり受け継がれてきた恒例行事だ。
選手たちが奉納する巨大な絵馬には、優勝や個人の記録達成に向けた覚悟が直筆で刻まれる。この歴史から、近年ではビジネスの勝負所を迎えた起業家や、難関試験に挑む受験生の間でも「勝ち運を掴む聖域」としての信仰が定着した。良縁を結ぶ柔らかさと、勝負を決する鋭い神気が同居している点も、この神社の際立った個性である。