バー文化が爆発的なブームを巻き起こしたきっかけといえば、1980年代のクラシック名作映画『カクテル』を外すわけにはいかない。トム・クルーズ扮するバーテンダーがパフォーマンスとともにドリンクを繰り出す姿は世界中の若者を魅了した。そしてその熱狂は、半世紀近くを経た現在も形を変えて受け継がれている。
現代ではNetflixやHBOといった世界的動画配信サービスが、最先端のバーテンディングや酒造りの裏側に迫るドキュメンタリーやドラマを多数配信。ミクソロジストたちのこだわりが映像を通して可視化されたことで、クラシックなカクテルを現代的に再解釈するカクテル・ミクソロジーへの関心は過去最高レベルに高まっている。チャイナ・ブルーもまた、そうしたトレンドの中で新たな世代から「タイムレスな名作」として再評価されているのだ。