Q1:会社からの休日の着信やチャット通知を無視したら業務命令違反になりますか?
A1:業務命令違反には一切なりません。休日は労働義務から完全に解放された時間であり、労働基準法上、労働時間外の連絡に応じる法的な義務は存在しません。休日に連絡への対応を義務付ける場合は「待機時間(手待時間)」として労働時間とみなされ、会社は割増賃金を支払う必要があります。私物端末にかかってきた休日の連絡を無視・遮断しても、正当な権利の行使とみなされます。
Q2:すでに一度個人スマホにLINE WORKSなどの業務アプリを入れてしまった後からでもアンインストールして拒否できますか?
A2:後からでも拒否・削除することは十分に可能です。「スマートフォンの動作が著しく重くなった」「家族と共有することになった」「ストレージ容量が圧迫されて私生活に支障が出ている」などの実用上の理由を上司に伝え、「以後は業務用の端末を貸与いただくか、社内PCでのみ対応します」と伝えてアプリを削除するのが合理的です。継続的な無償提供に同意し続ける義務はありません。
Q3:社用携帯をどうしても支給してくれない会社の場合、どう対処するのが最も賢いですか?
A3:まずは「私物携帯での顧客対応や社外連絡は行わない」というルールを徹底し、業務連絡は社内PCのメールや内線電話のみに限定する運用を提案してください。どうしても外回り等で電話が必要であるにもかかわらず会社が支給を拒む場合は、企業の業務遂行体制そのものに重大な欠陥があります。実費請求の手続きを会社に正式に行い、不当な自腹負担が続く場合は労働基準監督署や弁護士の無料相談を活用して是正勧告を促すのが適切な道筋です。