【プロ解説】軒天とは?放置すると雨漏り危機!劣化サイン3選と修理相場

【プロ解説】軒天とは?放置すると雨漏り危機!劣化サイン3選と修理相場

【プロ解説】軒天とは?放置すると雨漏り危機!劣化サイン3選と修理相場について詳しく解説いたします。最新の情報をチェックしてください。

Q1:軒天がない「軒ゼロ住宅」が増えていますが、メンテナンス上の問題はありませんか?
A1:軒ゼロ住宅はスタイリッシュで狭小地にも建築しやすいメリットがある反面、外壁やサッシの接合部に直接雨水が当たりやすいため、通常の軒がある住宅に比べて外壁の劣化スピードが早く、雨漏り発生リスクが約3倍〜4倍高いという国土交通省関連の研究データも存在します。軒ゼロ住宅にお住まいの場合は、外壁目地のシーリング打ち替えや防水点検を7年〜10年ごとの短いスパンで厳格に行う必要があります。

Q2:軒天に黒いカビやシミを見つけたら、まず何を確認すべきですか?
A2:まずは双眼鏡やカメラのズーム機能などを用い、地上から「シミの周囲に塗膜の浮きや木材のたわみがないか」「雨上がりに濡れ続けていないか」を確認してください。もし雨の翌日も湿っている場合は、内部で雨水が滞留しているサインです。決して自身で梯子に登って触ろうとせず、専門業者にドローン診断や小屋裏内部からの雨漏り調査を依頼してください。

Q3:火災保険で軒天の修理費用を補償してもらうことは可能ですか?
A3:台風や突風、雹(ひょう)などの「自然災害」によって軒天が破損・脱落した場合は、加入している火災保険の「風災・雹災補償」が適用される可能性があります。ただし、経年劣化による単なる塗装剥がれや湿気による腐食は保険の対象外となります。自然災害による被災であれば、被害箇所の写真を撮影し、保険申請の実績が豊富なリフォーム業者に相談して正当な見積書を作成してもらうのがスムーズです。

阿部 裕樹
著者

阿部 裕樹

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。