靴擦れ防止テープ本来の保護性能を100%引き出し、夕方まで絶対に剥がれない状態を保つためには、貼り方の手順に細心の注意を払う必要があります。どれほど高価なテープであっても、貼り方を誤れば歩行開始から30分でめくれ上がってしまいます。
確実に密着させるための実践的プロ技は以下の4ステップです。
- ステップ1:患部周辺の油分と汗を完全に拭き取る
朝のスキンケアクリームや日焼け止め、皮脂が残っていると粘着力は半減します。アルコールウェットティッシュや乾いたティッシュで、かかとや足指の皮膚をサラサラの状態に整えます。 - ステップ2:テープの四隅の「角」を丸くカットする
テープが剥がれる起点は常に鋭角な「角」です。ハサミで四隅を丸く(R状に)切り落とすだけで、靴や靴下との引っかかりが激減し、剥がれにくさが飛躍的に向上します。 - ステップ3:テープを引っ張らず(無テンションで)肌に乗せる
テープを強く引っ張りながら貼ると、テープが元の長さに縮もうとする応力が働き、皮膚の突っ張りや早期剥離の原因になります。皮膚を軽く曲げた状態で、テープを伸ばさず自然に密着させます。 - ステップ4:手のひらで5〜10秒間温めて圧着する
多くの医療用粘着剤は感圧性・感温性を持っています。貼り付けた後、手の体温で温めながら上からしっかりプレスすることで、皮膚の微細な溝に粘着成分がしっかり馴染みます。
ストッキングやタイツを履く女性の場合、テープの表面に少量のベビーパウダーやボディパウダーを薄く叩いておくと、繊維との摩擦抵抗が極限まで下がり、ストッキングが滑らかに動くためテープのめくれを完全に防止できます。