昭和26年(1951年)の創業以来、千歳の地で食肉卸・加工販売を一筋に手掛けてきた肉の山本。北海道内に数ある食肉加工メーカーの中で、なぜ同社がこれほどまでに強固なブランド力を築き上げることができたのでしょうか。その背景には、独自の調達ルートと職人技に裏打ちされた「徹底的な鮮度へのこだわり」が存在します。
主力ブランド「千歳ラム工房」で扱う羊肉は、オーストラリアやニュージーランドの信頼できる指定牧場から厳選調達されています。輸入された原肉は、熟練の職人が部位ごとの繊維や脂の入り方を見極めながら手作業で余分なスジや脂身をトリミング(スジ引き)します。機械による一括カットでは不可能なこの丁寧な下処理こそが、羊肉独特の臭みを極限まで減らし、驚くほど柔らかな食感を生み出す決定打となっています。
さらに、同社を語る上で欠かせないのが「秘伝のタレ」です。北海道産の大豆や小麦を使用した醤油をベースに、リンゴ果汁や玉ねぎ、生姜、各種スパイスを黄金比で配合したタレは、肉の旨味を引き立てつつ後味をすっきりと仕上げています。門外不出の製法で仕込まれるこのタレ漬けジンギスカンが、道内外を問わず幅広い世代の胃袋を掴んで離しません。