小栗旬と蜷川幸雄の壮絶な師弟関係|灰皿伝説の真相と涙の弔辞を総力解剖

小栗旬と蜷川幸雄の壮絶な師弟関係|灰皿伝説の真相と涙の弔辞を総力解剖

小栗旬と蜷川幸雄の壮絶な師弟関係|灰皿伝説の真相と涙の弔辞を総力解剖の見逃せないポイントを徹底的にカバーしました。

蜷川組での経験を重ねるごとに、小栗旬の舞台俳優としての評価は飛躍的に高まりました。特に2000年代後半に上演された諸作品は、小栗のキャリアにおける金字塔となっています。

2007年の舞台『カリギュラ』では、狂気と純粋さを併せ持つ若き暴君カリギュラ役を怪演。当時、ドラマ『花より男子』などで爆発的なアイドル的人気を博していた小栗旬が、舞台上で唾を飛ばし、血と狂気にまみれながら叫ぶ姿は演劇界に衝撃を与え、数々の演劇賞を受賞する決定打となりました。

さらに2009年・2010年の舞台『ムサシ』(井上ひさし作)では、蜷川作品の秘蔵っ子である藤原竜也(宮本武蔵役)と小栗旬(佐々木小次郎役)の二大巨頭によるダブル主演が実現。日本国内のみならず、ロンドン・ニューヨーク公演でも絶賛を浴び、二人の名声は国際的なものとなりました。

上演年・作品名役柄・公演規模一般的な若手俳優の基準蜷川組における評価と意義2003年『ハムレット』フォーティンブラス役
(彩の国さいたま芸術劇場ほか)映像中心の若手が古典劇の台詞術を習得するのは困難とされる段階シェイクスピアの長台詞を身体化。代役稽古を通じ蜷川イズムの基礎を完全に吸収。2007年『カリギュラ』主演・カリギュラ役
(Bunkamuraシアターコクーン)テレビ人気に依存した興行主導のキャスティングが散見される時期アイドル的偶像を自ら粉砕。圧倒的な狂気と孤独を体現し、名実ともに本格派舞台俳優へ。2009年『ムサシ』佐々木小次郎役
(彩の国/ロンドン/NY海外遠征)海外公演への参加は一部のベテラン・劇団幹部に限定される傾向藤原竜也とのハイレベルな演技合戦。ブロードウェイ等で高評価を獲得し世界進出の足がかりを構築。
渡辺 美咲
著者

渡辺 美咲

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。