夏用ベースメイクにおいて、20代〜30代前半と同じアプローチをとると最も失敗しやすいのが40代・50代の大人世代です。年齢を重ねた肌は、皮脂分泌量は減少傾向にあるものの、水分保持力が低下してインナードライに傾きやすく、小じわや毛穴の開きが深くなるという複雑な構造変化を抱えています。
崩れないファンデーション(40代向け)を選ぶ際は、単に強力なマット処方を選ぶのではなく、光拡散効果で毛穴やくすみをカモフラージュするリキッドタイプが推奨されます。皮脂吸着成分が強すぎるアイテムを使用すると、目元や口元の表情ジワに粉体が入り込み、かえって老け見えを加速させるリスクがあるためです。
さらに崩れないファンデーション(50代向け)では、「美容液成分70%以上配合」かつ「薄膜密着型」の設計が必須条件となります。シミやくすみを隠そうとして全顔に厚塗りすることは厳禁です。ベースは限りなく薄く仕上げ、気になる色ムラはコンシーラーで部分的に補正した後、微粒子パウダーを軽く押さえる手法が最も崩れにくく若々しい艶肌を保つ秘訣です。