なぜ咲く前に自家受粉?エンドウの花のつくりと驚きの仕組みを徹底解説

なぜ咲く前に自家受粉?エンドウの花のつくりと驚きの仕組みを徹底解説

なぜ咲く前に自家受粉?エンドウの花のつくりと驚きの仕組みを徹底解説についての最新情報を徹底解説します。

Q1:エンドウの花には蜜(ミツ)がないのですか?
A1:完全にゼロではありませんが、一般的な虫媒花に比べて蜜腺の発達は極めて限定的です。自力で花粉を受粉させる閉花受粉を行うため、多大なエネルギーを使って昆虫を引き寄せる蜜を分泌する必要がなくなったためと考えられています。

Q2:自家受粉を何代も繰り返すと、遺伝的に弱くならないのですか?
A2:一般に植物が自家受粉を続けると「近交弱勢(きんこうじゃくせい)」により生育不良や奇形が生じやすくなります。しかし、エンドウのような長年自家受粉を続けてきた種は、生存に不利な有害遺伝子が進化の過程ですでに淘汰(パージ)されているため、自家受粉を何十世代続けても健全に生育することができます。

Q3:中学理科の記述問題で「エンドウの受粉の特徴」を聞かれたらどう書けばいいですか?
A3:「花が開く前のつぼみの段階で、竜骨弁の中でめしべとおしべが接触し、自家受粉する点」と記述するのが確実です。「開花前」「つぼみの中」「自家受粉」の3つのキーワードを含めることで、採点基準の減点を防ぐことができます。

池田 達也
著者

池田 達也

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。