犬が足をなめる危険なSos!皮膚炎・ストレスの見分け方と対策

犬が足をなめる危険なSos!皮膚炎・ストレスの見分け方と対策

犬が足をなめる危険なSos!皮膚炎・ストレスの見分け方と対策の全貌を分かりやすくまとめてご紹介します。

「まさか足先をなめているだけで、手術一歩手前の状態になるとは思いもしませんでした」

都内の動物病院で取材に応じたトイ・プードルの飼い主(40代女性)は、自責の念をにじませながらこう語りました。愛犬が夜間に前足を舐める音が気になりつつも、「癖だろう」と2カ月ほど放置した結果、指の間の皮膚がただれて化膿し、蜂窩織炎(ほうかしきえん)寸前まで組織が破壊されていたと言います。

SNSや知恵袋などの飼い主コミュニティを調査しても、「舐め壊しが進んで肉球がパンパンに腫れた」「絨毯に血がにじんで初めて深刻さに気づいた」という悲痛な投稿が毎日のように寄せられています。現場の獣医師は次のように警鐘を鳴らします。

「犬の舌はヤスリのようにザラザラしています。痒みや違和感を解消しようとなめればなめるほど、表皮の角質層が削り取られ、唾液中の水分によって皮膚がふやけてしまいます。そこに口内の雑菌が入り込み、さらに強い痒みや痛みを引き起こす『炎症の負のスパイラル』に陥るのです。飼い主さんが気づいた時点で、すでに自力回復の限界を超えているケースが極めて多いのが現実です」

石川 優花
著者

石川 優花

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。