平次が登場するエピソードは、綿密なロジックが光る本格ミステリーと、命懸けの極限サスペンスが同居する傑作が揃っています。中でもファンの間で「屈指の神回」として語り継がれているのが、アニメ第222話〜第224話「そして人魚はいなくなった」(原作第28巻)です。
不老不死の伝説が残るアメリカ島で起きた連続殺人。崖から転落しそうになった和葉の手を掴み、片腕一本で支える平次に対し、和葉は平次を救うため持っていた毒矢で彼の手を突き刺します。血を流しながらも平次が叫んだ「動くな和葉…動いたら…殺すぞ…」という魂の叫びは、二人の絆の深さを決定づけた名シーンとして名高く、今なおファンの心に強烈な爪痕を残しています。
さらに、アニメ第118話「浪花の連続殺人事件」(原作第19巻)では1時間スペシャルとして地元・大阪の警察組織を総動員した緊迫の捜査劇が描かれ、アニメ第188話〜第193話「命がけの復活」シリーズでは、新一に変装して帝丹高校の学園祭に乱入する平次のコミカルかつ頼もしい一面が描かれました。