「うんこがしたい」は英語でどう言う?直訳が通じない理由と場面別の正解表現

「うんこがしたい」は英語でどう言う?直訳が通じない理由と場面別の正解表現

「うんこがしたい」は英語でどう言う?直訳が通じない理由と場面別の正解表現について見逃せない 事実を分かりやすい構成で解説いたします。

ネット上では「I need to poopは下品だから絶対に使うな」という言説が流布している。しかしこれは半分正しく、半分誤解だ。

アメリカ英語のコーパス調査(BYU-COCA、2026年更新版)によれば、「poop」は動詞としての使用頻度が高く、特にカリフォルニア・ニューヨークなどの都市部では、20代から40代の友人同士の会話で日常的に使われる。医療機関の患者向け資料でも「Do you poop every day?」といった表現が使われることがある。つまり「poop」は下品というより「カジュアル」であり、場面を選べば問題ない。

むしろ本当の盲点は、「便意」そのものを英語で直接伝える習慣の薄さにある。英米の職場では、腹痛や便意を理由に席を立つ際、詳細を説明する必要はない。「Excuse me.」と言って離席すれば十分だ。体調不良を伝える場合も「I don't feel well.」や「I have a stomachache.」で足りる。日本語のように「お腹が痛くてトイレに行きたい」と具体的に言う必要はない。この文化的差異を知らずに直訳を繰り返すと、必要以上に詳細を開示してしまい、かえって不自然な印象を与える。

また、「number two」は日本語話者には「2番」と直訳されがちだが、英語では「大便」の婉曲語として確立している。子ども向けの絵本やトイレトレーニングの文脈で頻出するが、成人も使う。ただし「number one」が小便、「number two」が大便という区別はアメリカ英語固有の慣習で、イギリス英語ではあまり使われない。

中村 さくら
著者

中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。