理容と美容の垣根が狭まる中、業界で熱い視線を集めているのが理容師・美容師のダブルライセンス(双方の免許取得)です。
かつては両方の資格を取るために、それぞれの専門学校で計4年間学ぶ必要がありました。しかし、平成30(2018)年10月の法改正により修業年限が大幅に短縮。一方の免許を持っていれば、もう一方の養成施設に通信課程で最短1年(昼間・夜間は1年〜1.5年)通学するだけで、実技・筆記試験の共通科目を免除された状態で受験できるようになりました。
ダブルライセンスを取得する最大のメリットは、同一店舗内でサービスの上限をなくせる点にあります。1つのサロンで「メンズカット+シェービング+マツエク+ヘアカラー」をすべて合法的に提供できるようになり、男性・女性を問わない総合ビューティーサロンの開業や、単価アップが可能になります。フリーランス化や業務委託が増える働き方改革の波の中で、個人の市場価値を高める強力な武器となっています。