気象庁が発表する週間天気予報や高層気象観測データによると、5月下旬は本州南岸沿いに停滞する梅雨前線の活動が活発化しやすいサイクルに入ります。前線上の低気圧が東進するタイミングと重なると、西日本から東日本の太平洋側を中心にまとまった降水がもたらされるケースが目立ちます。
特に注視すべきは、午前中に晴れ間が広がっていても午後から急激に大気の状態が不安定化するパターンです。地表付近の気温上昇と上空5,500メートル付近に流れ込む氷点下15度以下の寒気との温度差により、発達した積乱雲が局地的に発生しやすくなります。
外出時は事前に雨雲レーダー(リアルタイム更新)をスマートフォンの気象アプリ等でチェックし、雨雲の発生と移動速度を15分単位で把握しておくことが、急な土砂降りを回避するための鉄則となります。